※下塗りは下地によって変わります。
塗料の仕様は素材により下塗りを選択し、機能やコストで上塗りを決定します。
水 性 | 水で希釈する塗料 |
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弱溶剤 | 塗料用シンナーで希釈する塗料 |
強溶剤 | 専用シンナーで希釈する塗料 |
①クリヤー
②上塗り
③シーラー
④フィラー
⑤プライマー(錆止め)
耐久年数:5〜8年
低価格なため、幅広く使われてきた塗料。耐久年数が比較的短いため、塗り替えの頻度が高くなりました。屋根などには長期の耐久性に不安があります。
耐久年数:7〜8年
ウレタン塗料は、外壁・木部・鉄部などに幅広い用途に採用されています。スタンダードな機能、耐久性で低価格での工事に適しています。
耐久年数:10〜15年
シリコン塗料は、汚れや色落ちに強く、耐久性・防カビ性・防藻性などで高い性能を発揮します。屋根、外壁の塗り替え用として最も普及している塗料です。
耐久年数:13〜18年
フッ素塗料は塗膜の寿命が非常に長いのが特徴です。また、塗膜表面を親水性にする事で雨筋などによる汚れを防止し、外観の美しさを保つことも特徴です。
耐久年数:18〜25年
無機塗料は無機顔料を主成分として構成されています。そのため塗膜が硬い、高耐候性、高硬度、耐熱性、低汚染性などの特徴があります。
擁壁や住宅基礎、コンクリートブロックは内側からの水分が多く、その影響でフクレやハガレが生じやすく、塗装が困難な箇所とされています。 密着に優れ、石垣構造の通湿型塗膜を形成するものが必要です。
屋根への塗装は、屋根の種類、劣化度合いによって下塗りを選択し、上塗りは耐候性(持続性)、コスト等によって塗料を決定します。 最近では遮熱塗料が主流になっています。
天然・人工スレート、メーカーによってはカラーベスト、コロニアルとも呼ばれます。薄型化粧スレートへの塗装後は、必ずタスペーサーなどで「縁切り」を行ってください。縁切りを行わないと雨漏れの原因となる場合があります。
溶剤系塗料を塗装するとタールがブリードします。シングル材への塗装では、水性系の屋根用塗料をご利用ください。吸い込みが激しいため、通常の倍以上の塗料および工程が必要です。
※シングル材に塗装する場合は、艶ムラになりやすいため、上塗りは艶消しをおすすめします。
内装仕上げ塗材では、人や環境に負荷を与えない安全性、環境変化の少ない快適性と色彩や質感、艶感などデザイン性の高いものが求められます。
シックハウス対策・調湿性・消臭性・空気浄化など、生活の快適さを追求した塗料や、部屋を明るくする塗料や、汚れにくい塗料、ふき取りやすい塗料などの機能性の高い塗料が多くあります。
木材は生活のいろんなシーンで使われています。
厳しい自然にさらされる屋外、湿気のおきやすい軒下、小さな子供の手に触れる室内壁等。用途や目的、使用箇所に合った保護塗料を選んで、正しく使用しましょう。
浸透型タイプは木部に浸透し内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮します。
羽目板・下見板・焼杉壁(色あせ時)・雨戸・戸袋・窓枠・窓格子・濡れ縁・門扉・板塀・ログハウス・ガーデンテーブル・ガーデンチェア・ラティス・木柵・ウッドデッキなど屋外木部に最適です。
塗るだけで防水層を形成する材料を使用する工法です。ウレタンの特性は、下地の形状に馴染み易く、水密性の高い連続皮膜が得られます。屋上をはじめとした複雑な部位への使用が可能です。定期的にトップコートの塗り替えをする事により紫外線による劣化も防ぐ事ができます。